Masked Rider AGITΩ
(KINO KAORU)
TOY'S星矢オリジナル 1/10 リアルフィギュアシリーズ第一弾
仮面ライダーアギトより 『木野薫』です。
おなじみのこの箱です。 |
これはTOY'S星矢オープンイベントの時のです。 |
こんな大きなソフビも… |
このキットを購入したときの特典、一生の思い出です。 |
このキットが発売されたときは「うおぉぉぉぉ〜〜〜!!!すげっ!」って思って飛びついたのですが、
プラモしか作ったこと無かったので、フィギュアって何となく敷居が高そうな気がして、
そのまま押入れ行きでした。(涙)
しか〜し今回、友人に依頼された(葦原涼&小沢澄子)のを失敗するわけにもいかず、
練習&実験の為に製作するに至りました。(ライダーファンは熱いですから…(汗))
原型はあの「三枝徹」さんなので、特に何も考えることなく作っても、この表情が再現できました。
肌の色の再現が私には難しかったです。
説明書には「タンをベースにフレッシュ」とだけ書いてあったので、その通りに
してみると
「死んだ顔」になってしまいました。(怖…)
私の場合はグレーサフの上にブラウンを吹き、その上からキャラクターフレッシュ1にブラウンと橙色少々を
混ぜたものをベースに、4段階で ブラウンと橙色少々を増やしたものでグラデーション塗装しました。
濃淡の微妙な違いも立体感に影響するので、塗料3:薄め液7くらいの濃度で超薄吹きでした。(汗)
上着とズボンはつや消し黒の塗装でしたが、完成…と思ったあとにさらなる試練が…のちほど
それにしても、パーツの合わせはバチピタだし、バリや型ズレはないし、湯クチの処理も完璧だし、
すごいキットです。(プラモで言うタミヤクォリティってやつですかね)
実はこのアギトマークのベースが結構お気に入りなんです。
なんかこのヒビ割れ具合が絶妙で、塗装も少し凝っちゃいました。
説明書には「明灰白色(コンクリート)」って書いてあったのですが、
このヒビ割れを強調したくて、ジャーマングレーをベースに明灰白色と明灰白色に
白を追加したものをMAX塗りで塗装してみました。
低い声で「変身!」って聞こえてきそうな気がします。
そして今回一番の試練(笑)
上着の生地に縦の織り目があるのがわかり、再現してみました。
写真集をよく見ると模様ではないくらいの縦の濃淡があります。
その濃淡を再現するため、1mm幅のマスキングテープを
しわやねじれにあわせて等間隔に貼り付けていきます。
つや消し黒に白を2滴ほど落とし、フラットベースを10滴ほど入れて
つや消し度を高くして吹き付けました。
普段スーツなんて着ない仕事をしてるので、我が家のタンスには参考になるものがありません。
そこで、行き帰りの電車のなかでそれっぽいのを着てる人を見つけてチラ見の視線を送ります。
おっさんがおっさんを見てるのは完全に変な人です。(爆)))))
背中は変化が少ないのでちょっと濃いめに見えてしまいました。
背中の中心から貼っていったのですが、サイドの縫い目にたどりつくと、
ピッタリとうまく縫い目に合います。(ちゃんと計算されてるの????)
今回初めてまじめにフィギュアに挑戦してみましたが、かなり面白いことがわかりました。
プラモに比べてキット代は高いですが、値段なりのクォリティはしっかり確保されており、
決して高い物ではないなと思いました。あと、龍騎とファイズのシリーズが押入れに眠っているので
掘り出して作ってみようかなと思いました。
でも…よく考えてみたら「木野薫」ってサングラスしてて目が隠れてるから楽だったのかも…(汗)
目の表情ってすごく難しそうなんですけどどうなんでしょうか。