Ferrari 365BB

私が思う「一番美しいフェラーリ」がこの365BBです。
小学生の頃、カウンタック派とBB派に大きく分かれていました。
私は当時から今でもカウンタック派ですが、大人になって解る曲線の美しさは
ミウラに共通するものがあります。

フジミから出たこの365BBキットですが、某GKをかなり意識しているのは
発売時期からも察することができます。
メーカーVS個人では思い入れ&制約からか、某GKの方に大きく軍配が上がるようです。

それにしても512BBとパーツ共用する為とはいえ、
もう少しどうかならなかったのかと思う部分もいくつかあります。
バックランプがメッキパーツになっていたのは残念な部分です。
透明CDケースを切り取ってはめ込んでみました。

リアカウルのインテーク部分の塗り分けは少し悩みました。
本当は黒が正解なんですが塗り分けた方がかっこよい気がするので赤にしました。

このキットの一番の問題点はやはりホイールが大きすぎるところです。
現代のクルマは大きなホイールの方が見栄えすると思いますが、
当時は13inchとか14inchが当たり前の時代でしたから、クルマのデザインとの
バランスを考えても18inchサイズではおかしすぎます。

というわけで、ジャンクパーツの中からほぼ14inchくらいのホイールを選び、
キットのホイールから星型部分だけ切り取って移植し、
シリコン→レジン複製でバランスを取りました。

ガバッ!!と開くこの感じがかっこいいんですよ。
でも、かなり危険な開閉方法だと思います。実際に某512オーナーで
走行中に開いて、危険な目に遭った方がいらっしゃると聞いたことがあります。(汗)

さすがは水平対向エンジン、こんなに大きいのに高さはドアのラインよりも下に抑えられています。
素組みで何も手を入れてませんが、 リザーバータンクはピンを打たないと
接着だけでは固定できませんでした。

せっかくの新規金型で登場した365&512ですが、???な部分が何カ所か。
しかし今まで長い間、この形をプラモで手に入れるのは出来なかったことなので、十分満足なキットです。
???な部分は自分の想いで再現するという、楽しみを残しておいてくれたと解釈しています。
この365の他に512BBと512BBiもあるので作り比べてみたいと思いました。

TOP



 


Copyright (C)2008-2013 PLARO`S STYLE All rights reserved.